サイト運営をしていると、どうしてもドメイン載せ替えをするケースがあると思います。
例えば、
- 「サイト順位が付かず、ドメイン更新が来た」
- 「ペナルティを食らってしまった」
- 「記事の使いまわしをしたい」
などなど様々な理由があると思います。
まず、ドメイン載せ替えをする場合はいくつかのケースがあります。
- 新規ドメイン⇒中古ドメイン
- 新規ドメイン⇒新規ドメイン
- 中古ドメイン⇒中古ドメイン
- 中古ドメイン⇒新規ドメイン
おおよそこのパターンが主流なのではないでしょうか。特にサイトアフィリをしている方は、ドメイン所有数が多くなるので結構の頻度で起こりうることです。
そこで、今回はドメイン載せ替え方法について初めての方でも分かりやすく図解入りで解説していきたいと思います。
ドメイン載せ替え手順
ではさっそくドメイン載せ替えの方法について解説します。
ざっとした流れとしては
- 載せ替え元のサイトをnoindex化させる
- 載せ替え元の内容のプラグインで全コピー
- 載せ替え先のドメインにコピー
- 載せ替え元サイトをウェブマスターツールからインデックス削除
- 載せ替え元サイトをデータベース上から削除
1、【ドメイン載せ替え元】WordPressの管理画面からnoindexを設定
まず、最初に載せ替え元サイトをインデックスさせないようにするために管理画面より「noindex化」させます。
「設定」⇒「表示設定」⇒「検索エンジンがサイトをインデックスさせないようにする」をチェックしてください。
チェックした後に設定が完了されているかを確認するためにソースを開いてみましょう。
ソースを開いて、meta nameの場所にnoindexと表示されていれば設定できていることになります。
管理画面から設定できない場合はnoindexプラグインなどで強制的にnoindex化させましょう。
2、【ドメイン載せ替え元】プラグインを使ってサイト全体をエクスポート(コピー)
続いて、載せ替え元サイトサイトのサイトを丸ごとコピーするために、プラグインを用意します。
インストールするプラグインは「All-in-One WP Migration」になります。他のプラグイン同様にプラグインインストール画面からダウンロードしてください。
- 管理画面の「プラグイン」を選び「新規追加」を選択
- 検索で「All-in-One WP Migration」と入力
- 「All-in-One WP Migration」が表示されたら「今すぐインストール」
- 「有効化」をクリック
※載せ替え先サイトにも同様に「All-in-One WP Migration」をインストールする必要がありますので後ほど詳しくお伝えします
インストールが完了し有効化したら管理画面上に「All-in-One WP Migration」という項目が表示されます。
- 「All-in-One WP Migration」⇒「エクスポート」⇒「ファイル」をクリックすることでダウンロードが始まります。
エクスポートが無事完了できたら、上記のような画面が表示されるので、お使いのPCのダウンロードフォルダなどに入っているはずです。
データー量が大きい場合は、5分以上かかることもありますので、不要なプラグインなどは削除しておくことをオススメします。
これでまずは、載せ替え元の準備は完了です。続いて載せ替え先の設定になります。
3、【ドメイン載せ替え先】データをインポートさせる
続いて、載せ替え先の設定になります。
ドメイン載せ替え元でインストールしたプラグインの「All-in-One WP Migration」を同様にインストールします。
インストールが完了したら、同様に管理画面に設定画面が表示されているので、今度は「インポート」を選び、ドラック&ドロップなどでインポートします。
問題がなければ、「開始ボタン」が表示されるので選択します。
正常にインポートが完了すると「サイトをインポートしました」と表示されるので「完了」を選びます。
この時点でドメイン載せ替え先での設定は終わります。
インポート時にエラーが表示される場合
上記にように利用しているサーバーの種類によってエラーが表示されるケースがあります。 このようなエラーが表示された場合には、サーバー上での設定が必要になります。 |
4、【ドメイン載せ替え元】ウェブマスターツールからインデックス削除
次にドメイン載せ替え元サイトをGoogleのウェブマスタツール(サーチコンソール)から削除する必要があります。
削除しないと載せ替え元サイトの情報が残ったままになるので、コピーコンテンツを認識されてしまいますので、サーチコンソールに登録している人は必ず行ってくださいね。
サーチコンソールにログインしたら「削除」を選びます。
新しいリクエスト画面が表示されます。
「キャッシュされたURLを消去する」⇒「URL入力」⇒「このプレフィックスで始まるURLをすべて削除」⇒「次へ」を選びます。
キャッシュの削除はおおよそ1日くらいで消去されるはずです。
5、【ドメイン載せ替え元】をデータベース上から削除
上記の設定が完了したら載せ替え元のデータを削除しましょう。
削除方法は各種レンタルサーバーで方法が異なっているので、詳しくは公式サイトより確認してください。(レンタルサーバーの管理画面から行えます)
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