Epired Domains(エクスパイヤードドメイン)は期限切れのドメインを、新規ドメイン同様の金額で購入できる海外運営の中古ドメインを調べることができるデータベースです。
英語表記なのでなかなか使いこなせていない方も多いのでないでしょうか?ですが国内の中古ドメイン屋で購入するよりかはかなりコストパフォーマンスに優れているので私自身の愛用しています。
正直最初は慣れないと思いますが、実際に購入してみるとすぐに慣れますよ。
こんな方にオススメ!
- 料金を押さえて中古ドメインを取得したい。
- 選別方法を学びたい。
- 時間をかけてもいいから自分で中古ドメインを選びたい。
中古ドメインの使い方のポイント
Expired Domainsはあくまでも中古ドメインなので、使い方にコツがあります。
もちろん当たりハズレがあります。なので原価で購入することができるので
10個以上のドメインを一気に取得する
中古ドメインは正直あたりハズレがあります。
なので、一つのアドレスを取ったとしてもそれが順位アップするとは限りません。
最初の段階で、10個以上のドメインを取得し、その中で良いドメインなのかを見極めていく必要がありこれがもっともスタンダートな使い方と言えます。
Expired Domainsにあるドメインは新規ドメインとほぼ同様の金額で購入できるので、「中古ドメイン販売屋さん」で販売しているドメインに比べかなり安価で購入することができます。
国内の中古ドメイン販売サイトはcomでも一つ3.000円以上してしまいますが、Expired Domainsでは500円程度で購入することができるので、10個購入したとしても5.000円程度で済みますよ。
大量の被リンクやSNSがついたものは避ける
どうしても被リンクやいいねが付いたものを購入しがちになるでしょう。ですが中古ドメインはSEO業者やアフィリエイターがバックリンクとして使ってきたドメインの可能性が高いので注意が必要です。
あまりにも不自然な被リンクはペナルティを食らって、順位が上がらなくなってしまったため捨てられたものが多いです。
ではどうやって良質なドメインなのか見極めればいいのか?と思いますが、それはある程度経験則が必要になりますが、前述でもお伝えしたとおりドメイン購入に色々な状況かのドメインを買えばおのずとわかってきます。
Expired Domainsの登録方法
Expired Domainsを使うには会員登録が必要。「メールアドレスとユーザー名」だけで登録することができるので簡単!
では実際に登録方法について見ていきましょう。
まず、Expired Domainsにアクセスしてください。
画面左上に「sign Up」があるのでクリックします。
アカウント入力フォームに切り替わるので
- ユーザー名
- パスワード
- Eメールアドレス
を入力し「サインアップボタン」を選びます。
登録したアドレス宛てに本登録メールが届くの、URLをクリックしてアクティベーションして登録が完了です。
ドメインリストのデータの意味
初めての方はExpiredDomainsのステータスを見ても、用語の意味が分からないことが多いと思います。
そこで、各用語については下記の通りになります。
- LE:ドメイン名の文字数(32文字がSEOに適していると言われている)
- BL:マジェスティックのバックリンク数
- DP:SEOkicksのバックリンクドメイン数
➯ドイツの SEO会社が運営しているバック リンクチェック ツール - WBY:whoisでのドメイン作成日
- ABY:archive.orgをもとにしたドメインの誕生日
- ACR:過去にウェイバックに登録された記録
- Alexa(アレクサ):アクセス数の世界ランク
- MMGR
- Dmoz
- TLDs RegTLD
- C~D:DNSステータスで気にする必要はない
- Add Date:日付
- RDT
- WPL
- Dropped:ドロップされた日
- Status:登録可能かの有無
- RL:関連リンク
Expired Domainsの検索条件
Expired Domainsは海外サイトのため、すべて英語表記です。
ぶっちぇけ英語が苦手な方は拒否感を覚えてしまうくらい読めないです。(私もです・・)
なので、ドメイン取得するのにあたり必要最低限の使い方を図で示しながら分かりやすく説明していきます。
1)ドメインの種類を選ぶ
ログインするとドメインが一覧で表示されます。有名な「com~xyz」と幅広く選ぶことができるようになっています。
赤枠で囲まれたところが、一般的でドメインになりますね。では一つ一つ解説していきます。
・Deleted Domains
失効されているドメインが一覧で表示されます。つまり期限が切れているドメインってこと。
・Deleted .com~biz
このあたりのドメインは、ほとんどの方も知っていると思います。
・Deleted .ac~gDLs
これらのドメインは個人では取得できないドメインの可能性が高いので無視して大丈夫。
主に学術系や海外専門のドメインの場合が多い。
・Pending Delete
ドメイン失効日が一覧で見ることができます。失効するタイミングで取得することができるので良質なドメインを取得することができる可能性が高いですが、ライバルが多すぎるのでオススメしません。
2)検索条件を絞る
検索条件を絞ることができるので、自分が欲しい中古ドメインを選ぶことができます。
そこで、個人的にいつもやっている方法をお伝えしたいと思います。ただ、人によっては異なるので参考程度にしていただければ幸いです。
下記の画像は「.com」を取得する場合です。
- Show Filterを選びましょう。
基本的に検索条件はそこまで多くありませんので安心してください。
Common SEO
only with Alexa Rank
Alexaランクが付いているドメインだけを抽出します。Alexaは非常に人気があるドメインなので残っているドメインはほぼ見つかりません。
もし、タイミング良く残っていた場合はつかさず取るほうがいいでしょう。
「Alexaランキング」とは「Alexa」独自の世界中のWEBサイトのアクセス数のランキングを確認できるサイトでつまりランキングされている=アクセスが多いという意味 |
WBY
Who isに登録された年のことをいい、ドメインが生まれてからの年数が指定することができます。
ドメイン年数が長い=良質なドメインという訳でもありませんので注意が必要です。
サテライトで運営していたドメインは1年で捨てられることが多いので、最低2~3年以上に設定するのがおすすめ!
Majestic
マジェスティック社が公表しているドメイン指標で、該当するドメインを選別することが可能。
CITATION FLOW(CF)
CITATION FLOW(サイテーションフロー)は0~100の範囲内で検索することができ、被リンクの力を図るスコアです。
ただ単にスコアが高いからと言って選ぶのは危険です。なぜならあくまでも被リンクのレベルなのでスパムも評価対象になるからです。
体感的には20程度がいいのではないかと思います。
Trust Flow(トラストフロー)
被リンクのドメインランク(ドメインの信頼度)を平均化した数値になります。信頼できるサイトからの被リンクが多ければ多いほどスコアが上がります。
逆に質の低いドメインやスパムサイトからの被リンクが多くなればなるほどスコアが低くなります。
CFは10以上が良質のドメインにあたる可能が高まります。
Domain Pop
そのドメインに当たっているドメインの数を示します。
数が多いほどリンクされていますが、サテライトやスパムサイトからの被リンクなどもありますので、目安としては20~50本程度がいい。
Indexed URLs
マジェスティック独自のクローラーで、インデックスされているのかが分かる。
ただ、信頼度はそこまで高くないので入れない方が良い。
Listing Settings
only available Domains
失効中にドメイン=誰にも取られていないドメインを抽出することが可能。
このチェックを入れないと全て中古ドメイン業者に取られているドメインも表示されてしまいますので必ずチェックするようにしましょう。
Epired Domains(エクスパイヤードドメイン)のまとめ
Epired Domains(エクスパイヤードドメイン)は国内ドメイン業者と違って、自分で取得するため最初のうちは慣れないと思います。
しかし、原価で購入することができさらに目利きも養われますので時間がある方は覚えておいた方がいいでしょう。
長ったらしく書きましたが、検索条件をまとめると
- Alexa Rank(チェックあり)
- WBY(2年以上)
- Trust Flow(10以上)
- Domain Pop(20以上)
- only available Domains(チェックあり)
この検索条件で絞ることにより、良質なドメインがヒットしやすくなるのではないかと思います。
もちろんドメインによって当たりハズレがあるので確実ではありません。なのであくまでも一つの指標として覚えていただければと思います。
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