Wayback Machine(ウェイバックマシン)は、過去に運営されていたサイトがドメイン単位で調べられるサービスで、中古ドメイン取得するときには必ずと言っていいほど利用されています。
競合サイトや運用サイトの過去の状態が見ることができるのでSEO施策に使うことができます。
そこで、今回はWayback Machineの使い方を丸裸にしていきたいと思います。
過去サイトを調べる基本的な使い方
Internet Archive Wayback Machineの使い方としてはシンプルでURLを入力するだけで調べることができます。
調べたいドメインURLをテキストボックスに入力して「BROWSE HISTORY」をクリックすます。
過去に運営しているサイトが年単位の時系列表示されます。
下記は「yaoo.co.jp」のURLを入力してみましたが、ウェイバック上では1996年より運営していることが分かります。
黒く表示されている部分は、サイト内での更新率やその他の要因でWayback Machine上で登録されたことを示しています。
では、もう少し具体的に調べてみましょう。
2002年分をクリックするとカレンダーが表示され、「青丸」になっている部分がなにかしら登録されていることを示します。
2002年の1月25日をクリックしてみると、その当時のyahooが表示されるようになります。
そこで、そのドメインが過去にどんなサイトを運営していていたかが、把握することができます。
過去のサイト確認と言ってもどんなときに調べればいいのかピンとこない方も多いと思います。
なのでWayback Machine(ウェイバックマシーン)を使う際の一番のメリットは
- 中古ドメイン購入時には役立つ
- SEO的にどんな施策をすればいいのか?
- Googleからの評価対象を調べたい
このような時にはWayback Machineはめちゃくちゃ重宝されます。もちろん私自身も中古ドメインを購入する際には必ずどんなサイトだったのかを絶対に調べています。
マーキング色も重要
ウェイバックマシーンではドットの色訳にも意味があります。
このマーキングが非常に重要点なので、しっかり覚えたほうがいいです。
マーキング色によって「正常、リダイレクト」などがあります。
青色(リクエスト正常)
青色のマーキングは一番多く見られるマーキング色で、正常にリクエストされたことを示します。
なので、青色であれば問題ないでしょう。
緑(リダイレクト)
緑色はリダイレクトされているという意味となります。
中古ドメインでよくあるのがリダイレクトで、別のURLにリダイレクト(転送)される処置がなされているので、取得する際には注意が必要です。
中古ドメインではドメインが上がらない場合は、別URLにリダイレクトをかけて記事の使いまわしをするのが一般的な方法です。
オレンジ(エラー)
オレンジはエラーが起きているという意味。
例えば、ページが自体がないなどのど404エラーなどの場合です。オレンジ色はSEO的にもマイナス評価の場合が高いのでやめておいたほうがいいでしょう。
見れないサイトはどうすればいい?
Wayback Machineは決して万能なサービスではなく、URLを入力しても見れないサイトもやはりあります。
ドメイン年数が1年以上の運営歴があれば、ほぼ99%見れますがそうでないサイトもあります。
ただ、見れないサイトはWayback Machin上でアーカイブが削除されてしまっている、または登録されていないことを意味しますのであきらめたほうがいいです。
キャッシュで残っているケースもありますが、ほとんどありません。
Googleキャッシュから見れることもある
Wayback Machineのアーカイブに情報が残っていない場合でも、Google上でキャッシュに残っていることもあります。
ダメ元で試す価値はありますのでやってみるのもいいでしょう。
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